遺品整理の悩み解決と業者選びのポイントについて紹介
身近な方が亡くなると悲しみにくれる間もなく、様々なやらなくてはならないことが現れます
。遺品整理もその一つです。
我々「北海道エコサポート」は十勝・帯広エリアで遺品整理を中心に皆様のお役にたてるサー
ビスをご用意しております。
十勝・帯広での遺品整理を自分たちでやるのか、業者に依頼したほうが良いのか迷っている方
も、遠方の方も含めて遺品整理についてご説明いたします。
遺品整理の詳細やプロセスについて紹介し、そのうえで業者に依頼すべきなのか、自分たちで
やるべきなのかを判断するための材料を提供できればと思います。
それぞれ状況によって違ってきますので、自分たちの状況を当てはめてから判断してみると良
いでしょう。
■遺品整理の大まかな流れ
まずは流れについて説明いたしますが、その前に注意点がございます。
それは自分の気持ちを整理することです。ご自身やご家族と気持ちの整理をし、少し気持ちに
余裕が出てきた頃が遺品整理のベストタイミングと言えます。
亡くなってすぐの場合、故人と親しければ親しいほど、遺品に触れたくないという思いが強く
なってくるでしょう。
また、故人との思い出に浸りたいので、処分するなんてとんでもないという気持ちになるかも
しれません。
しかし、それは時とともに薄れていきますので、そういったタイミングで遺品整理をすると良
いでしょう。
遺品整理をするタイミングについては、法律で定められているわけではありませんので、時間
が許せばいつでも問題ありません。
それでは、流れについてご説明いたします。
①確実にいらないものを処分する。
予想以上に処分が大変になってくる可能性がありますので、いくつかのプロセスにわけて掃除
をするのがおすすめです。
最初にやらなければならないのが、絶対にいらないと思えるものを処分することです。
これは生活の中で出るゴミなども当てはまりますし、使い古された衣類なども含まれます。
そういったものを残しておいては、片付けの邪魔になりますので、誰が見てもいらないとわか
るようなものをどんどん捨てておきましょう。
気持ちの整理がついたら、早い段階からゴミ出しをすることによってかなりスムーズになるは
ずです。
特に故人が物を捨てられないタイプの人の場合、最初にこれをやっておくことが非常に重要に
なってきます。
②捨てられないものをまとめる
次は、絶対に捨てられないとわかりきったものを1ヶ所にまとめます。
捨てられないものをまとめて、別の場所に置いておくことによって、より遺品整理を捗らせる
ことができます。
ここで注意したいのが、「捨てるかどうか迷っているものには手を出さない」で、別に分けて
おくことです。
「絶対に捨てられないもの」と「捨てるか捨てないか迷っているもの」を一緒にしてしまうと
、後々苦労することになります。
③捨てるかどうか迷うものをまとめる
絶対に捨てられないものをまとめたら、今度は捨てるか捨てないか迷っているものをまとめま
す。
ここには「自分だけでは捨てるかどうかの判断に迷うもの」も含めてください。
これらを1ヶ所にまとめておくことによって、後日、家族や親戚が集まった時に会議をしながら
捨てるか捨てないかの判断をすることができます。
④最後は普通に片付ける
ここまでの作業を行ってくると、この段階では捨てるものと捨てないものの整理がかなりつい
ているはずなので、残ったものは普通に片付けることができるはずです。
物が異常に多い場合や整理する建物が広い場合などを除き、簡単に掃除することができるでし
ょう。
また、掃除が一段落した後に、捨てるか捨てないか迷っていたものを再度見返すことで、やっ
ぱりいらないと思うものが出てくるかもしれないので、タイミングを見計らって、何度か確認
すると良いでしょう。
■遺品整理の注意点とポイント
遺品を整理する際にはいくつかの注意点があります。
- ①相続人が複数いる場合
- ②動産がある場合
- ③故人が隠していた財産を発見した場合
- ④書類の処分に迷った場合
順番に解説していきます。
①相続人が複数いる場合
相続するのが自分一人のみの場合は、期限については特に決まっていません。
しかし、複数相続する人がいる場合は、片付けのタイミングについて話し合う必要があるでし
ょう。
中には、価値のあるものもありますので、そういったものはしっかりと相続する人たちの間で
しっかりと話し合っておかなければなりません。
また、あなたにとってはゴミであっても、そのほかの人にとっては、形見としてとっておきた
い場合もありますので、トラブルを防ぐ意味でも話し合うようにしましょう。
②動産がある場合
遺品整理をする際に注意したいのが動産です。
動産とみなされるものは、相続税の対象になりますので、好きなタイミングで処理するという
ことができません。
相続税の計算をするまでに、どうするか決めておかなければならないのです。
遺産相続の際に動産とみなされるものですが、ブランド品や貴金属類は相続税の対象になって
くる可能性があるので注意しましょう。
ただし、動産であっても評価額が5万円以下のものについては一括で計算することができます。
③故人が隠していた財産を発見した場合
へそくりをしたことのある人ならわかるかもしれませんが、貴重品は自分しかわからないとこ
ろに隠したいものですよね。
だからこそ、隠したまま誰にも知られずに眠っているものもあるのです。
そうした貴重品を探し出すのも遺品整理の醍醐味だと言えるでしょう。
昔の人は、玄関の植木の下などに鍵を隠すことや特定の隠し場所というものがありました。
そのため、故人が年配だった場合には、隠しそうな部分を重点的に探してみるのも良いでしょ
う。例えば以下のような場所が考えられます。
- ・植木の鉢の下や植木鉢の土の中
- ・畳の下
- ・机の引き出しの裏側
- ・普段よく着ていた衣類のポケットの中
- ・本棚の書籍やCDの隙間
実際に机の裏側に現金の入った封筒が出てきたり、洋服のポケットから貴重品が出てきたりと
いったパターンが多いです。
現金のように薄いものは様々な場所に隠すことができるため、不用品と共に誤って処分してし
まわないよう注意が必要です。
衣類はまとめてゴミとして出してしまいやすいのでよく確認する必要があります。
このように確認してみると、本当に宝探しをしているような気分になれるかもしれません。
④書類の処分に迷った場合
捨てるか捨てないか迷ってしまうものの代表格が書類です。
本人にしかわからない書類もたくさんありますので、捨ててしまい、後で困ってしまったとい
うこともあるのです。
そのため、書類系は確実に使わないことがわかるまでは、どこかにまとめてとっておいたほう
が良いでしょう。
幸い、書類は多少量があっても、そこまで邪魔にならないので、残しておいてもデメリットが
少ないです。
■遺品整理の際に用意しておきたいアイテム
整理をする際に用意しておきたいアイテムがあります。
とはいっても、特殊工具のようなものは必要ありません。
まずは比較的大きめのごみ袋を用意しておくと良いでしょう。
遺品整理というのは予想以上に多くのものを扱いますので小さいものだとすぐにいっぱいにな
ってしまいます。必ず大きめのものを多めに用意しておいてください。
また、掃除をする際に想像以上に汚れてしまうことがありますので、汚れても良い服装に着替
えておきましょう。
不用品をまとめる際にカッターやハサミで適度に切るとやりやすくなることもありますので、
最低でもカッターやハサミくらいは用意しておきましょう。
また、捨てるものと捨てないものをダンボールなどの箱にまとめるとスムーズなので、ダンボ
ールなどをいくつか用意しておくと良いです。
さらに、そのダンボールにどんなものが入っているかを記入するペンがあると便利です。
物が多めな時は、ダンボールを積み重ねることになるかもしれませんので、しっかりと蓋を閉
じられるようなガムテープも用意しておくと良いでしょう。
中身を確認することもあるかもしれませんので、布テープのように上からさらに接着できるタ
イプのものを用意しておくと安心です。
必要なものまとめ
・大きめのゴミ袋
・カッターやはさみ
・汚れてもよい服装
・まとめるための段ボールとガムテープ
・ペン
■『番外編』遺遺品整理の方法
・遺品を写真にして残しておく
遺品を整理する際につきものなのが、遺品を捨ててしまい、後で後悔するというものです。
そうした後悔を少しでも減らすために、写真に残しておくのも良いかもしれません。
そのまま残しておくと、ずっと場所を取ってしまいますので、思い出に浸りたいだけならば、
写真でも十分かもしれません。
また、写真ならば遠く離れた親戚に送ってあげることもできますし、子の世代、孫の世代にご
先祖様の思い出として見せてあげることもできるでしょう。
・オークションやフリマサイトで意外なものに価値が出る
遺品を整理する際に注意したいのが、人によって価値のあるものです。
たとえば、レコードやゲーム、プラモデルなどは、わかる人には価値があるものがあります。
それらを誤って不用品として処分してしまってはもったいないですよね。
遺品の中から十万円を超えるようなおもちゃが出てくることも珍しくありません。
故人がそういったものを収集するとコレクターならば、一度オークションやフリマアプリに出
品して価値を確かめてみるのも良いかもしれません。
・「いらないけどもったいない」なら捨てよう
遺品を整理する際に重要な考え方が、特に必要ないが、捨てるのはもったいない、使うかもし
れないといったものを思い切って捨ててしまうということです。
捨てないものが多くなってしまうと、遺品整理した後の暮らしの質が悪くなってしまいますの
で、本当に必要なものとそうでないものはしっかりと見極めたいところです。
■遺品整理業者のメリット
遺品整理をする方法を確認してきましたが、場合によっては自分たちでやるよりも業者に一括
で任せてしまったほうが良いかもしれません。
業者に依頼する場合はお金がかかるため抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実
際には料金以上のメリットがあります。
以下にご紹介します。
・大量の遺品にも対応可能
人間は思った以上に物をもっているもので、遺品を整理するのは、一人で片付けるのはもちろ
ん、家族が総動員しても大変な時間と労力がかかります。
しかし、そういった大量の片付けについても、遺品整理業者ならば速やかに対応してくれます
。
そのため、片付ける物件の規模や物の多さなどに応じて、業者に依頼するかどうかを判断する
と良いでしょう。
・価値のあるものはしっかりと残してくれる
熟練の遺品整理業者になると、物の価値を正しく把握しているため、自分達では判断がつかな
い品物にも対応できます。
業者に一括で任せると、価値のあるものをしっかりとまとめておいて、後で渡してくれます。
遺品整理を自分たちでやってしまうと、価値あるものを誤って捨ててしまうこともあるので、
この点は大きなメリットと言えます。
特にコレクターに人気のあるアイテムなど一般人ではわかりにくい物の価値をしっかりと見定
めてくれるのは大きなポイントです。
・物を処分した後の掃除も任せられる
遺品整理をしたからといって、すぐにその部屋や建物が使えるようになるわけではありません
。
場合によっては大規模な掃除が必要になってくることもあります。
そういった建物のクリーニングも任せられるのが業者を利用するメリットの1つです。
故人が亡くなった状況によっては、特殊清掃が必要になってくることもあります。
この場合は、ご家族だけでは対応することができません。
そういった特殊清掃についても、オールインワンになっているのは大きなメリットだと言える
でしょう。
・重量物の搬出も任せられる
遺品を整理する際に大変なのが重量物の搬出です。
冷蔵庫や大型の家具、ベッド、タンスなど、これらを家族だけで運ぶのはかなり大変でしょう。
そういった重量物についても任せられるのが遺品整理業者ならば安心して任せられます。
重量物の有無によって、業者に依頼するかどうかを決めるのも良いでしょう。
■まとめ
遺品整理は精神的にも肉体的にも大変な作業が多いです。
場合によっては家族や親戚だけでは難しいこともあります。
難しいと考えられる場合には、業者にお願いするのが良いでしょう。遺品整理で少しでもお悩
みになることがありましたら、お気軽に北海道エコサポートまでご相談下さい。
月刊しゅんWEB:北海道エコサポート概要情報(参考までにどうぞ)